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別府市長記者会見

新型コロナウイルス緊急対策について12月12日追加

別府市において新型コロナウイルス感染症が急速に拡大している状況を踏まえ、市民と観光客の安全を守るための対策を大枠でまとめましたのでご報告いたします。

昨日は、大分県から発表がありましたとおり、本市におきまして10代から70代の男女16名と、1日としては過去最多となる感染者が確認されました。そのうち8名が、「北浜」のスナックやバーの関係者となっており、本日の新規感染者の中にも、複数名確認されております。

別府市では、この事態を重く受け止め、これ以上の感染拡大を何としても食い止めなければならないという強い決意のもと、感染者が多いとされているスナック・バーや接待を伴う飲食店などの事業者を対象に、緊急かつ集中的な対策を実施いたします。

飲料・飲食の組合の皆様とは、近況を踏まえ協議をしたところ、この感染拡大を防止するためには、自主的にでも休業し、一旦、この感染の流れを切る必要があるとのお話を受けました。

これを踏まえて、自主的に休業する事業者に対して、営業再開するまでの間を少しでも支援するため、「事業継続に対する支援金」を創設したいと考えております。また併せて、安心して営業の再開・継続ができるよう、事業者の皆様に定期的なPCR検査等の実施の協力要請とその支援も考えているところです。

さらに、市内の飲食店をお客様が安心してご利用いただくため、より高い安全基準を徹底する感染症対策が必要であると考えております。

今回、新たに具体的な取組を明示した「別府モデル」をつくり、その基準に対応している店舗をHPやアプリなどの方法により公表するとともに、専用ステッカーを貼っていただくなど、別府全体として感染症対策の徹底を図りたいと考えております。

また、市が主導し関係団体とも協力して、各店舗に感染症対策の呼びかけや、人権に配慮した啓発活動の実施に向け準備を進めているところです。

また敢えて申しますが、市に入っている情報によると、発熱や咳など新型コロナウイルス感染の疑いがありつつ、休まず、それを申告することさえしない店舗や従業員の方もいらっしゃったとお聞きしております。

そのような無責任な行動でしっかり対策をしている方々や業界、そして市民生活の安全を窮地に追い込む結果を招くことをより自覚していただきたいと思いますし、絶対に今後そのような行動を取らないようにチェック体制の強化も図りたいと思います。

これらの緊急対策については現在制度設計中でありますので、15日議会最終日に発表させていただきたいと思います。

市民の皆様におかれましては、家庭、職場での感染も拡大しておりますので、大切な人を守るため、感染対策意識を高めていただくようお願いいたします。

日頃から自分や相手がすでに感染しているかもしれないという意識を持って、引き続き、マスクの着用や手洗いの励行、身体的距離の確保や3つの密の回避など、基本的な感染防止対策の徹底と新しい生活様式の実践をお願いいたします。

また、飲食店を利用する場合は、感染症対策がしっかり取られているお店で、少人数・短時間、配席の工夫、大声での会話の回避、会話時のマスク着用などの徹底をお願いいたします。

誰もが感染してもおかしくない状況です。感染者に対する思いやりと、治療に取り組む医療現場の方への感謝の気持ちを持っていただき、人権を考え、正しい理解をもって行動してください。

そして、これらのことについて、ご家庭内でぜひ一度話し合いをしていただき、新型コロナウイルス感染症拡大防止についての理解と意識をさらに高めていただきますようお願いいたします。

お問い合わせ

防災危機管理課 

〒874-8511 別府市上野口町1番15号 (市庁舎2F)

電話:0977-21-2255

Eメール:crm-pf@city.beppu.lg.jp

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