市長メッセージ「創」令和5年6月号第85回　希望の未来へ

2023年5月25日追加

別府市長の写真

この度の市長選挙において、多くの市民の皆様の負託をいただき、3期目の市政運営を担うことになりました。マスコミの皆様から、「当選直後からずっと表情が硬い、笑わないですね」と言われますが、それはこれから成すべきことに既に想いを寄せているからだと自己分析しています（笑）。改めて身の引き締まる思いです。

まずは市民の皆様の、この8年間の市政へのご協力に改めて感謝申し上げます。

またこの選挙期間中にも多くの市民の皆様から励ましや今後への期待のお言葉をいただきました。4年前は無投票当選でしたので、8年ぶりにお会いする方もいらっしゃいました。

今回、たくさんの皆様とお会いし、やはり市政の原点は市民の皆様の生活の場であり、顔と顔を突き合わせた一対一の対話であると確信しました。人と会い対話することは、『お心をいただく』『お気持ちをいただく』ことだと実感しました。

ある地区を走っていた時、散歩中の女性2人から、「あなたは本当に地域の事がわかっているの？」とご指摘をいただきました。課題や問題として認識していても、その苦しみや困難の深さは人や地域によってそれぞれで、そこに寄り添い、地域課題の解決に繋げることが本当に大切だと再認識しました。

皆様にお会いすることで、私自身の思いの純度も上がりました。まだまだ成すべきことがある。心の底から、市民の皆様が幸せを実感できる別府づくりの仕事を続けたいと思いました。

物価高騰対策やきめ細やかな生活支援は喫緊の課題です。補正予算を組み、すぐに取り組みます。また、ポストコロナの別府の姿を市民の皆様が不安のないよう具体的に示していかなければなりません。中長期的な視点では、こどもまんなか社会の実現、観光をより進化させる新湯治・ウェルネスツーリズムの推進、温泉枯渇をさせない温泉管理システムの構築は特に必要性を訴えてきました。大多数のご支持をいただけたことで、自信を持ってどんなことがあろうと前に進めていけます。

来年は市政施行100周年の節目の年です。100年前に生きた先人は、今の私たちの幸せを考えながらこの素晴らしい別府を遺してくれたはずです。私たちもまだ見ぬ未来の別府の人々のため、誇れる仕事をしていかなければなりません。

コロナを克服し、光輝く希望の別府はもうすぐそこまで来ています。より一層、謙虚に、慢心せず、現場の意見を徹底的に大事にし、市民に寄り添う市制を継続していくことを改めて決意して3期目スタートのご挨拶といたします。これからもよろしくお願い申し上げます。（5月1日執筆）

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市長メッセージ「創」令和5年6月号第85回 希望の未来へ

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