市長メッセージ「創」令和3年10月号第66回　心の自由まで縛られてなるものか

コスモスの花の写真

コロナ禍は本当にきつい。

特に飲食店や観光に携わる皆さんにとっては、散々痛めつけられた挙句、どこまで我慢すれば良いのか！そんな心の叫びが聞こえてきます。

事業者のみならず、全ての市民の皆さん方も我慢を強いられ自由を奪われる生活が続き、ストレスも限界でしょう。

誰のせいでもないけれど、こんなに苦しいと普段許せる事や些(さ)細な事でも他を責め、攻撃的になります。

誰のせいでもない事は政治や行政が引き受けるしかないと常に私は思っています。

そして政治はもう少し国民生活に敏感に、寄り添う気持ちを持たなければならないと感じています。

市の範囲を超えた事に対しては、これからも大きく声をあげていきます。

感染予防も一人一人の心がけなら、大好きな別府のまちの未来も、一人一人の気持ちにかかっています。

だから私は努めて明るいニュースを発信するようにしていますが、残念ながら別府の寂しい場面や悪いニュースを積極的に出される方々もいます。

表現の仕方は人それぞれ。

しかし、負けるもんか！応援するぞ！いつか行くから頑張って！と思っていただける発信を今は大切にしたいのです。

こんな時だからこそ私たちは試されている。経済や行動の自由は奪われても、心の自由まで縛られてなるものか。いつも自分にそう言い聞かせ、心の炎を燃やしています。

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