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市長メッセージ「創」平成30年5月号第26回 入湯税について【後編】

別府駅のインフォメーションカウンターの前にいる、リュックサックを背負った観光客の一群を写した写真。

なぜ今、入湯税引き上げなのか。最終的にはそれが市民生活を豊かにするから、ということは前編でご理解いただけたと思います。

現在も入湯税をいただいていますが、それは観光のほかに消防や衛生のインフラ整備に使われています。これから引き上げる分については、納税者である観光客の皆さんが、より納得していただける使い道を納税者の目線で考える必要があります。

まずは、引き上げ部分、約1億5千万円を『透明な箱』に入れます。つまり誰からも見られる基金にする必要があるでしょう。そして、その使い道は、単発のイベントなどではなく、温泉資源の保護や、まだまだ整備できていないバリアフリー化、そして近年増加している外国人観光客のための多言語表示、インターネット環境の整備などに充てる事になるでしょう。

さらに重要なのは、使い道を誰が決めるか。観光客の皆さんのアンケートや、入湯税を徴収していただいている旅館・ホテル事業者の皆さん、市民の皆さんにも入っていただく会議で決定する必要があるでしょう。

この様に透明性を最大限に確保し、より戦略的な使い方をする事で、別府観光はさらに潤い、その潤った部分は必ずまた市民の皆さんの福祉政策に還元する、という循環をつくります。

観光客の皆さんにも喜んでいただき、最終的な目的である市民の皆さんの幸せに(つな)げる入湯税の引き上げ。別府観光は新たな段階に入りました。間違いなく、全国の観光モデル都市になります。

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