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市長メッセージ「創」平成30年1月号第22回 人が元気!自己実現のまち別府に!

笑顔の長野市長のバストアップ写真

新年明けましておめでとうございます。皆様には輝かしい新年をお迎えのことと存じます。このコーナーも新年ということで、いつもの倍のスペースを与えていただきました。ありがとうございます(笑)。

毎年思いますが、一年のつのがなんと早い事か。それも年々早くなっている気がします。市長に就任して二年八か月、時の経つのも忘れて動き回った日々でした。それだけ、私にとっても別府市にとっても充実した日々だったと実感しています。

昨年は震災からの完全復興を遂げる年に、と書きました。一年経って皆様はどの様にお感じでしょうか。物的被害も観光を中心とする経済的被害も数値の上ではほぼ震災前のレベルにまで復活しました。確かに国や県をはじめ、別府市も独自の対策を講じて、それが奇跡のV字回復を後押ししたのは事実でしょう。しかしそれは市民の皆様の復興への意気込み、強いマインドなくしては到底達成できないものでした。確実に、震災前より今の別府は元気です。不謹慎に聞こえるかもしれませんが、震災が、より市民の絆や別府人の誇りを強くしました。これは多くの市民に共通の思いではないでしょうか。

この別府への愛着が爆発したのがあの『えん』でした。私は常々『あの動画は観光客を呼び込むためのものではない、別府の誇りを再生するためのものです。』と言い続けてきました。当時は意味がよくわからない、と言われましたが、今ならこの言葉の真意を理解していただける方も多いと思います。

湯〜園地開催は3日間だけでしたが、実現までのプロセスにたくさんのドラマがありました。そのプロセスの段階において既に、この湯〜園地計画という地域の人々が主役の地域振興策は大成功でした。特に運営に携わった、のべ千二百名のボランティアスタッフには脱帽でした。それぞれが自主的に考え、動き、来場者を徹底的におもてなしする。その姿に感動し、涙を浮かべて帰る来場者の皆様。はた目から見ていても、不思議で感動的なシーンでした。

昨年12月に環境省や経済産業省、観光庁、内閣府が後援する『温泉総選挙2017』において湯〜園地に特別賞『ボランティアMVP賞』をいただきました。国も湯〜園地のボランティアスタッフのすごさを認めてくれたのです。

地方創生の実現とは一体何なのか。この答えがここにあると思います。人こそが全て。別府が元気なのは、別府の中で自由に活躍できる空気が醸成されつつあるからだと思います。

なりたい自分に挑戦し、目標に向かってチャレンジする人々を皆が応援するまち。つまり自己実現ができるまち。これが私が目指すこれからの別府の姿です。

今年もたくさんの困難があるかもしれません。しかし解決に向けて取り組むプロセスを大切に、楽しみながら進みます。本年もどうぞお付き合いください。よろしくお願いいたします。

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