市長メッセージ「創」令和5年7月号第86回　時代は読むのではなく切り拓くもの

2023年6月26日追加

上人ヶ浜公園が新しく生まれ変わります。パークPFIという手法を使い、民間事業者と協力して市民の皆様にも観光客にとっても魅力のある空間となる予定です。

今、市民の皆様の意見を聞きながら選定されたTKPという会社と詳細を詰めています。

TKPは都内を中心に事業展開をされている上場企業で、社長は大分県出身の河野さんという方です。大分トリニータのスポンサーなどもされています。

パークPFIについてはこれまでも市は積極的に取り組んできており、別府公園のスターバックス設置など既に3例、上人ヶ浜公園が4例目の事業です。パークPFIを活用し、市としても充分に活用されていない公園を魅力的な空間に変える事ができますし、民間にも良い提案を出していただく事で、本来税金を投入して行うべき整備や管理を事業者にお願いする事ができます。

しかし市民の財産ですから、行き過ぎた開発や公園環境の破壊とならないよう市がしっかり市民の皆様の意見を取り入れ事業全体を調整します。上人ヶ浜についても、原則として松の木は切らない、緑の総量は変えないなどの制約を課しています。

また、むやみやたらとパークPFI事業を活用する訳ではありません。過去の例をみていただいてもわかる通り、更なる魅力創出や高付加価値化の為であり、通常の公園整備とは区別していますのでご安心ください。

決断すれば反対があるのは当然です。しかしそれを恐れ何もしないなら市長の意味はありません。未来に誇れる仕事をするために私はここにいます。空気を読むことも大事ですが、時代を切り拓く使命を果たします。今後も説明を尽くしつつ、堂々と政策を進めていきます。（6月8日執筆）

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