市長メッセージ「創」令和4年5月号第73回　国際観光温泉文化都市として

国旗の写真

ロシアのウクライナ侵攻が続いています。

最近は、一般市民への虐殺疑惑もあり、連日の報道を見るのが辛いです。しかし、目を背けるのではなく、具体的に自分にできる行動を起こす事が事態打開に繋がると信じます。

そこで別府市は、いち早くウクライナ避難民の受け入れ表明をしました。なぜ別府が？と疑問に感じるかもしれません。別府は「国際観光温泉文化都市」を謳(うた)っています。世界60以上の国・地域の留学生や外国籍の方が住む「国際都市」として常に世界に目を向け、意識してきました。

また、「観光都市」として年間800万人以上の国内外からの観光客を迎え、それを主産業として繁栄してきましたし、そのようなまちだからこそ「文化都市」として多様な文化・価値を持つ人々を受け入れ、「温泉都市」としてそれら全てを混浴、つまり混ぜ合わせて発展してきました。

ですから、今回の避難民の受け入れは、別府として当然の責務だと感じています。

言語の壁、慣れない場所での生活など、これからも課題はあると思いますが、過酷な状況から別府を頼り逃れてきた方々を温かく迎え、可能な限りの生活支援をしてまいります。

皆様にも、ご寄付や言語ボランティアなどのご支援を何卒よろしくお願い致します。（4月9日執筆）

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