浄化槽の維持管理
（清掃・保守点検・法定検査）

2025年12月1日更新

浄化槽とは？

浄化槽とは、公共下水道が整備されていない地域で、生活の中で発生する汚れた水をきれいな水にして河川などに放流するための設備です。

台所やお風呂などの生活排水や、トイレの汚水（し尿）を、微生物の働きによって汚れを分解し、上澄みの水を消毒剤で消毒して、きれいな水にしてから河川などへ放流します。

そのため、浄化槽は正しい使い方と適正な維持管理が行われないと、河川や海などの水質汚濁や悪臭の原因となります。

くみ取り式便所の、し尿のくみ取り（し尿の収集）についてはこちら（※）をご覧ください。

浄化槽は、微生物の働きで水をきれいにしていますので、微生物が働きやすい環境にするためにも、次のことなどに注意して浄化槽を使いましょう。

浄化槽管理者（浄化槽の所有者などの浄化槽を管理する権原を有する人）には、法律（浄化槽法）により、維持管理として「保守点検」・「清掃」・「法定検査」の義務が課されています。

		内容	回数
保守点検		浄化槽の点検、調整や消毒剤の補充などを行います。	年3回以上
清掃		浄化槽にたまった汚泥などの抜き取りや機器類の洗浄などを行います。	年1回以上
法定検査	設置後等の水質検査（7条検査）	浄化槽の設置状況と機能が正常かどうかを検査します。	使用開始後3ヶ月を経過した日から5ヶ月以内
法定検査	定期検査（11条検査）	浄化槽の保守点検・清掃が適正に行われ、浄化槽が正常な状態に維持されているかを検査します。	7条検査を実施した翌年から年1回

大分県の登録業者に委託することができます。

登録業者は大分県ホームページ（※）県内の保守点検業者一覧表をご確認ください。

なお、保守点検に関する具体的な内容につきましては、東部保健所（電話：0977-67-2511）又は上記の保守点検業者に、直接ご確認ください。

※浄化槽の維持管理について＞定期的に保守点検をしましょう＞県内の保守点検業者一覧表

別府市の許可業者（下表の5者）に委託することができます。

業者に担当地区などはありませんので、下表の許可業者よりご自由にお選びください。

なお、清掃に関するの具体的な内容につきましては、東部保健所（電話：0977-67-2511）又は下表の許可業者に、直接ご確認ください。