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応急手当

外傷(出血・骨折等)

出血

出血が多いと、驚いてあわててしまいがちですが、落ち着いてただちに止血の手当をしてください。通常、成人では400ml程度なら問題はありませんが、全身の1/3(1,500ml)以上を失うと生命が危険になります。

観察のポイント

出血は、どこからどのように、どのくらいか?

噴き出るような出血か? わき出るような出血か? にじみ出るような出血か?

直接圧迫止血法

傷口を十分に覆える大きさの清潔なガーゼやタオルを当て、その上を強く押さえる。

骨折

  1. 出血している場合は、その手当をする。
  2. 骨が突き出しているときは、その上に清潔なガーゼか布を当て、シーツなどでくるむ。
  3. 副木を当て、傷病者が痛くない位置で固定する。副木は骨折部位の上下の関節より長くする。
  4. ただちに病院へ運ぶ。

固定の方法

  1. 骨折部位に副木を当て、骨折部位の上下を固定する。
  2. 三角きんで、吊ったあと、さらに胸部に固定する。

  1. 骨折部位両側から、副木を当てる。
  2. 骨折部位上下の関節が動かないよう固定する。

副木に利用できるもの

板/傘/ステッキ/段ボール/雑誌/新聞紙/毛布/敷布 など

注意事項

  1. 骨折部位は動かさない。病院へ運ぶときもしっかり固定し、骨折部位に負担をかけないように注意する。
  2. 骨が飛び出している場合でも、元に戻さない。また、傷口は洗わない。
  3. 固定が強すぎると血行障害を起こすことがあるので注意する。その観察のためにも、指先や足先が見えるようにしておく。

ねんざ

はれや痛みがひどい時には、患部をなるべく動かさないようにして、早めに医師に診てもらいましょう。

  1. 冷水か氷のうで冷やす。
  2. スポンジや脱脂綿などを厚く当て包帯で固定する。手は三角きんで吊り、足は座ぶとんなどの上にのせて高くする。

突き指

ねんざ、脱臼、関節挫傷、皮下骨折などと一緒になっていることがあります。放っておかずに、すぐに応急手当をしてください。

急いで水で冷やして副木で固定し、整形外科医に診てもらう。指でひっぱってはいけない。症状を悪くすることがある。

すり傷・切り傷・刺し傷

小さな傷でも手当てが悪いと、細菌感染による敗血症や破傷風などで生命に関わることがあります。

すり傷・きり傷

  1. 傷口が汚れていたらきれいな水で洗い流す。
  2. 出血が多いようならガーゼを当てて圧迫し止血する。
  3. 清潔なガーゼやハンカチを当てて包帯をする。

刺し傷

傷口は小さくても、深く突き刺さるため、化膿したりしやすく要注意です。応急手当をしたあと、なるべく早く医師に見せてください。

  1. 小さな異物はふき取ったり、水で洗い流し、必ず消毒する。
  2. ガラス片や釣り針などの大きな異物は取り除かずに、周囲にガーゼや布を当て包帯を巻き病院へ(くぎなどが深く刺さって抜きにくいなどの場合も、同様の処置をする)。

傷の周囲に布などを置き、異物を圧迫しないよう包帯を巻く

深く刺さったくぎは抜かない