応急手当

その他の応急手当

目・耳・鼻に異物が入ったとき

洗面器などに水を入れ、顔をつけてまばたきをして、涙と一緒に洗い流す。

鼻を強くかんで出す。それでも出ないときは病院へ。

※鼻の穴から異物が見えても、安易にピンセット等でつまもうとしない。取れにくくなったり、誤嚥（ごえん：異物を誤って飲みこむこと）させたりする。

耳の中を傷つけるので無理に出そうとしないでください。取れない場合は病院へ。

耳を引っ張りながら懐中電灯の光を当てる。光にひかれて出てくることがある。

水が入った方の耳を下に向けて片足でトントンはねる。綿棒を静かに入れて吸い取る。

異物が入った耳を下に向け、後ろの方へひっぱりながら反対側の頭をトントンと叩く。

物がつまったサイン

まず自分でセキをするように伝えます。

背中を叩いて取り除く。肩甲骨（けんこうこつ）の間を異物がでるか、意識がなくなるまで叩く。

乳児を腹ばいにして、頭を下に向けて手のひらと腕にのせたあと、背中を叩く。

傷病者が立っている場合や座っている場合は、傷病者の後方から手のひらの付け根で肩甲骨の間を力強く、何度も連続してたたきます。

抱え上げることが無理な場合は、横向きに寝かせて、あごを少しつき出させてから、背中を叩いて取り除く。

めまい、失神、筋肉痛、大量の発汗、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、けいれん、高体温

エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる。

衣服をゆるめ、からだを冷やす（特に、首の周り、脇の下、足の付け根など）

水分、塩分、スポーツドリンクなどを補給する。

※意味不明な言動があるなど意識がもうろうとしていたり、体温が極端に高い場合には、直ちに119番通報してください。