おすすめ本

明治の文人が語った「江戸の名残」

著 者  江戸の記憶編集工房/編
出版社  芙蓉書房出版
請求記号 382/エト

江戸文化・風俗研究家の三田村鳶魚や、岡本綺堂、芥川龍之介、高見順をはじめとする明治・大正時代の文人たちによる論稿・文献のアンソロジー。「恐れ入谷の鬼子母神」「その手は桑名の焼蛤」などについての記述も。

ミンネのかけら ムーミン谷へとつづく旅

著 者  冨原眞弓
出版社  岩波書店
請求記号 S914.6/トミ

フランス留学で知り合った人々とのエピソード。そして画家であり挿絵や風刺画、小説、児童文学も書くトーヴェ・ヤンソンとの交流。1994年の国際会議でトーヴェは「たくさんの理解と誤解に感謝します」と述べ、さまざまな二次創作(ムーミンシリーズなど)の誤解についても「覚醒をもたらす」と否定しなかったそうです。作家や翻訳家のエッセイには、作者の人柄や創作の背景となったエピソードが隠れています。

大きな大きな大きな足あと

著 者  ロブ・シアーズ‖著   トム・シアーズ‖著  きたむら/さとし‖訳
出版社  創元社
請求記号 K519/シア

もし、全人類80億人が、1人に合体したら…。いろんな数値や統計も1つに合体、合体した超巨人と比較することで、数字のデータを大きさで認識できます。超巨人が地球にどんな影響を与えているか、考えさせてくれる絵本です。

カフェ・スノードーム

著 者  石井 睦美/作
出版社  アリス館
請求記号 K913/イシ

ありふれた街角にある、カフェ・スノードーム。ふだんは目に留まりませんが、ここに来た人たちは皆、悩みを抱えて迷いながらご来店します。店主・タマルさんの淹れたなつかしい香りのするお茶を飲むと、不思議なことが起こって…。