ABC分析

<水道事業>

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<公共下水道事業>

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「ABC分析(Activity−BasedCosting:活動基準原価計算)」とは

 企業の費用を活動別に分類し、「活動ごとの原価」を把握する管理会計の手法です。もともと民間企業でのコスト管理に利用されていた手法ですが、近年では官公庁等への導入が進んでいます。

従来の原価計算と「ABC分析」による原価計算の違い

 従来から公表している原価計算は、会計の費目別の原価計算と性質別費用の原価計算の2種類でした。
 会計費目別の原価計算では、各科目の原価のみで、その内の人件費などの費用は、再計算しないことには不明です。また、性質別費用の原価計算では、人件費などの原価はわかりますが、どの業務に費用がかかっているかが明らかになっていません。
 たとえば、費用削減を図るにしても、どの業務のどこに費用がかかっているかが明確ではないため、費用全体の5%カットなどといった施策しか行えないことになります。
 ABC分析では、企業活動ごとに人件費や委託料、減価償却費及び支払利息などを一定の基準に基づいて配分することにより原価計算を行うため、企業活動ごとの詳細なコスト分析が可能となり、事務事業の効率化や施設の有効性を判断する材料として活用することができます。

「ABC分析」のための活動コストの分類

 企業活動(各過程)を別府市上下水道局では以下のとおり分類しました。

<水道事業>

Ⅰ 原水を得るための活動
Ⅱ 浄水場で水をきれいにするための活動
Ⅲ 浄水場からお客さまのお宅まで水を届けるための活動
Ⅳ 水道メータなどの維持管理を行うための活動
Ⅴ 水道メータの検針、料金算定・徴収、窓口サービスなどのための活動

<公共下水道事業>

Ⅰ 水道メータの検針、料金算定・徴収、窓口サービスなどのための活動
Ⅱ 汚水を管理するための活動
Ⅲ 管きょに係る設備の維持作業に係る活動
Ⅳ ポンプ場に係る設備の維持作業に係る活動
Ⅴ 処理場に係る維持作業に係る活動

ABC分析の導入の効果

  1. 従来の原価計算ではできなかった活動ごとのコストが可視化できるため、経営管理手法としての活用が期待できます。
  2. 新たな財務・経営情報を公開し、お客さまへの説明責任の確保が図れます。
  3. 今後、経営効率化策を講じる際に、その妥当性などを説明する資料となります。
  4. 職員のコスト意識の向上につながります。
【問合せ先】
別府市上下水道局 総務課経営企画係
TEL:0977-23-3108(内線14)
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