
平成22年第2回市議会定例会の開会に当たり、今回提出をいたしました諸議案の概要について、御説明申し上げます。
はじめに、一般会計補正予算でございますが、今回補正します額は、9,840万円で、補正後の予算額は、総額432億5,840万円となります。
その主な内容といたしまして、総務費では、高齢者ドライバーの交通事故防止を図るため「高齢者運転免許証自主返納支援事業」を4月1日からスタートしておりますが、5月末日現在で、返納者が123人となり、今後の増加に対応するため、記念品として贈呈するバスカードの購入経費の追加額を計上しております。
民生費では、大分県介護基盤緊急整備等促進基金等を活用して交付される補助金を財源として、今年度、認知症高齢者グループホームを新設する1施設に対する介護基盤緊急整備事業費補助金及び地域密着型サービス事業所を開設する3施設に対する施設開設準備事業補助金を計上しております。
労働費では、「緊急雇用創出事業交付金」を活用し、観光案内業務強化事業として、地獄蒸し工房鉄輪内の観光案内所に案内人1名を増員するとともに、市民の健康増進をサポートするため訪問指導を実施する保健師や食生活の改善指導のための栄養士の雇用など、6事業9項目に要する経費を計上しております。
農林水産業費では、農地の保全活動や農業生産活動を維持促進することを目的とした「第3期中山間地域等直接支払制度」が本年度からスタートすることに伴い、継続して農地保全活動等に取り組む集落に対する交付金を計上しております。
また、宮崎県で発生し、その後感染が拡大しております家畜伝染病「口蹄疫」予防のため、現在、県内における家畜市場の取引が延期され、再開の時期も不明であることから、子牛を出荷できず経営が圧迫されている市内の畜産農家に対する経営支援と防疫対策に要する経費を計上しております。
観光費では、5月1日に開幕した「上海国際博覧会」において、7月16日から21日までの6日間、中国の観光関係者との観光ミッションの実施や、観光客の誘致プロモーションの展開など、官民挙げて「国際観光温泉文化都市別府」をPRするため、「上海国際博覧会観光宣伝実行委員会」負担金を計上しております。
教育費では、平成21年度において実施した耐震診断の結果、耐震性が低いことが判明した幼稚園について、耐震化工事を早急に行うため、補強計画及び補強設計業務の委託料を計上しております。
次に予算外の議案につきましては、条例関係8件、その他12件の計20件を提案しております。
議第40号「別府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部が改正され、3歳未満の子を養育する職員の所定外労働の免除が規定されたことに伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第41号「別府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正され、配偶者が同法により育児休業をしている職員についても、育児休業をすることができるとされたこと等に伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第42号「別府市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部改正について」は、給与を受けながら、職員団体のためその業務を行い、又は活動することができる場合に時間外勤務代休時間を追加することに伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第43号「別府市職員の給与に関する条例及び議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、給与から控除できるものを整備すること等に伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第44号「別府市職員の退職手当に関する条例及び別府市立学校職員の退職手当に関する条例の一部改正について」は、雇用保険法の一部が改正され、条例が引用する条が改められたことに伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第45号「別府市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の施行により、別府商業高等学校授業料を原則として徴収しないこととし、徴収しないことが生徒間の負担の公平の観点から相当でない場合を定めることに伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第46号「別府市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、医療費の助成の対象に小中学生の入院を加えること等に伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第47号「別府市火災予防条例の一部改正について」は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正され、対象火気設備等である燃料電池発電設備に固体酸化物型燃料電池が加えられたこと等に伴い、条例を改正しようとするものであります。
議第48号「新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更について」及び議第49号「新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」は、国による公有水面埋立工事の竣工により、本市の区域内に新たに生じた土地を地方自治法第9条の5第1項の規定により確認し、同法第260条第1項の規定により町又は字の区域を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。
議第50号「旧慣による公有財産についての権利を廃止することについて」は、県道別府一の宮線交通安全工事による道路拡幅のため、旧慣を廃止することについて、地方自治法第238条の6第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議第51号「協定の変更について」は、九州旅客鉄道株式会社と締結している日豊本線亀川駅構内自由通路新設工事の施工に関する平成22年度実施協定を変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。
議第52号から議第59号までの「市長専決処分について」は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき市長において専決処分しましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるものであります。
専決処分に係る各議案につきましては、議第52号は、別府市介護保険事業特別会計への繰出金について、平成22年度別府市一般会計補正予算(第1号)を平成22年5月31日に専決処分したものであります。
議第53号は、平成21年度別府市国民健康保険事業特別会計の決算見込みに歳入不足が生じたことに伴い、地方自治法施行令第166条の2の規定により繰上充用を行うため、平成22年度別府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を平成22年5月31日に専決処分したものであります。
議第54号は、平成21年度別府市老人保健特別会計の決算見込みに歳入不足が生じたことに伴い、地方自治法施行令第166条の2の規定により繰上充用を行うため、平成22年度別府市老人保健特別会計補正予算(第1号)を平成22年5月31日に専決処分したものであります。
議第55号は、平成20年4月1日に施行された「高額医療・高額介護合算制度」に係る介護サービス給付費負担金について、平成22年度別府市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を平成22年5月31日に専決処分したものであります。
議第56号、議第57号及び議第58号につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、別府市税条例の一部を改正する条例、別府市都市計画税条例の一部を改正する条例及び別府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を、平成22年3月31日に専決処分したものであります。
議第59号につきましては、地方税法第404条第2項の規定に基づく固定資産評価員の選任を平成22年4月1日に専決処分したものであります。
以上をもちまして、提出いたしました各議案の説明を終わります。
何とぞ慎重審議の上、よろしくお願いを申し上げます。