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平成28年度第4回人権教育学級

日時
平成28年9月8日(木)
場所
別府市役所 5階大会議室
テーマ
「混ぜる」コミュニティ・APUから見えてくるもの(外国人と人権)
講師
今村 正治 さん
立命館アジア太平洋大学(APU)副学長

講演概要

APUという大学

  • 2000年開学、現在17年目になります。
  • 開学に際し、コンセプトを「50%の留学生 50ヶ国以上 50%の教員をめざす」としました。
  • 別府は田舎、しかも山のテッペンの大学。こんな大学に通ってくれるのかと不安でした。そして、ほとんどの人が失敗すると思っていました。
今村正治 先生
今村正治 先生

そして、今

いまや「別府」という町は

熊本・大分地震のとき

「混ぜる」ということ、「分ける」ということ。

  • 日本の教育は「分ける」教育といえないか。大学でも地元出身者が大半を占める。その地元の学生を中・高・大と「学力」で振り分けている。
    その中では、気心も知れ、阿吽の呼吸で生活できるかも知れません。
    しかし、それも経済や暮らしが回っている間は良いのかも知れませんが、世界に通用するかどうかは別問題です。
講演中
講演中

別府はまさに「混ざる」町、APUは「混ぜる」大学

「期待」が裏切られる

  • 今の世の中、そんなバカなことは起こらないだろうと思っていたことが起こっています。
  • 21世紀は戦争はなくなると期待していたのになくなりません。そして、テロがこれほど多くの人間を苦しめるとは想像もしていませんでした。2つの大戦で20世紀は難民の時代といわれていましたが、今も難民は続いています。人類が進歩し、技術が進んでいけば平和になるだろうと思っていましたが、そうはなっていません。イギリスのEUからの思いもしなかった脱退、アメリカのトランプ氏は大統領候補になるとは思っていませんでしたが・・・。フィリピン大統領の麻薬の取締りで射殺の許可・・・など。
聞き入る参加者
聞き入る参加者

人工知能・ロボット

想像できない未来の姿を想像してみると・・・

「レジリエンス」(自己回復力)時代の人間

  • 人間は、考え続ける意欲を持ち、構築力・仮説構想力を身につけ、何でもこなしていくバランス型から、ひとつのことに強いスパイク型に、そしてみんながリーダーになっていく必要があります。
熱く語る今村先生
熱く語る今村先生

現在の人権と共生

習慣とは、伝統とは、常識とは

別府は理想のコミュニティになる可能性を秘めている

班の話し合いから

お問い合わせ

共生社会実現・部落差別解消推進課 

〒874-8511 別府市上野口町1番15号 (市庁舎4F)

電話:0977-21-1291

Eメール:hur-le@city.beppu.lg.jp

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