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こころの健康づくり(自殺)自殺予防で知っておいてほしいこと

2023年2月9日更新

自殺は追い込まれた末の死

自殺に至る時には、自殺の原因・動機につながる問題は単独ではなく、さまざまな問題が絡みあい複雑になっています。

そのため、自殺以外の選択肢が考えられないほど、心理的に追い詰められてしまいます。自殺を図った人の直前のこころの健康状態を見ると、大多数は、うつ病やアルコール依存症等の精神疾患を発症しており、これらの精神疾患の影響により正常な判断を行うことができない状態となっていることがわかっています。

自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、様々な悩みにより心理的に「追い込まれた死」ということができます。

さまざまな問題により苦境にさらされる中で、誰にも相談できないままに追い詰められてしまうのです。

自殺は、一部の人たちの問題ではないのです。

さまざまな悩みを抱え、追い詰められた状況に陥れば、誰でも頭をよぎることではないでしょうか。

自殺は防ぐことができる

WHO(世界保健機関)では、「自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題」であると明言しています。自殺は社会の努力で避けることのできる死であるというのが、世界の共通認識となりつつあります。

悩みを抱える人に対する相談・支援の体制づくりなど、社会の適切な介入と自殺に至る前のうつ病等の精神疾患に対する適切な治療により、多くの自殺は防ぐことができると考えられています。

追い込まれる前に周囲の人に相談し、本人のサインに周囲の人が気づくことができれば、自殺を回避することは可能なのです。

「死んでしまいたい」と悩み、追い込まれてしまう前に、もし周囲の人に相談できる環境であれば、もし本人のサインに周囲の人が気づくことができれば、もし早期に適切な治療につながっていれば、大切な命を守ることができるのです。

自殺を考えている人は、悩みを抱えながらもサインを発している

自殺を図った人が、精神科医などの専門家に相談している例は少ないとされています。しかし、自殺者の多くは自殺する前になんらかのサインを出しています。「死んでしまいたい」と深く悩んでいると同時に「助けてほしい」と周囲に訴えているのです。そのこころの叫びに気づくことが大切なのです。

家族や職場の同僚など、身近な人は、自殺のサインに気づいていることも多く、この気づきが自殺防止の第一歩です。

自殺のサイン(次のようなサインが多く認められる場合は、注意が必要です。)

自殺をほのめかす言葉

これらのサインに気づいたら・・・共感的に話を聞いてあげましょう。相手の気持ちを理解しようとする関わりが大切になります。

「死にたい」と打ち明けられたら・・・どのように対応したらいいのか

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電話:0977-21-2188

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