竹製品が出来るまで

■材料竹加工工程
 ここでは、竹細工を編むために必要な材料である竹ひごを加工するまでの過程をご紹介します。良質な材料を使用する点が別府竹細工の大きな特徴です。


(1) 原竹伐採

 竹林から製品作りするため(3年〜4年経った)竹を伐採します。
原竹伐採画像

(2)油抜き湿式

 カセイソーダにて約15分煮沸して、染み出た油分を拭き取ります。
油抜き湿式画像

(3) 天日乾燥

 油抜きして、天日乾燥することにより竹の色が黄色に変わります。生産者はその竹を購入します。
天日乾燥画像

(4) 切断加工

 竹を必要な長さに切断し、その竹を半分に割ります。
切断加工画像

(5) 荒割り

 半分に割った竹を、さらに半分に割り続け、竹ひごの元をつくります。
荒割り画像

(6) 剥ぎ

 荒割りした竹を「荒剥ぎ」、「小割り」「薄剥ぎ」の順に薄く加工し、竹ひごを形作っていきます。
剥ぎ画像

(7) ひご加工

 「すき銑」という道具でひごの厚さを揃えます。次に「巾取り」という道具でひごの幅を揃えます。
ひご加工画像

(8) 面取り

 小刀でひごの角をとり、ひごの仕上げ加工を行います。
面取り画像


■編組から仕上げへ
 次に、ひごを編上げる「編組(へんそ)」に移ります。別府竹細工の伝統的技法を凝縮した最も重要な工程になります。ここでは別府竹細工の代表的な製品である花籠の工程をご紹介します。

(9) 底編み

 基本的に花籠の場合は、底から編んでいきます。
底編み画像

(10)腰立ち編み

 底から胴へと立体的に編上げるために腰を立ち上げます。
腰立ち編み画像

(11)胴編み

 胴立ち編みから自分で決めた形を整えながら編み上げていきます。
銅編み画像

(12)首編み

 籠に合わせ少しずつ絞りながら、編んでいきます。
首編み画像

(13)縁仕上げ

 編上げは縁を仕上げて完成します。
縁仕上げ画像

(14)染色仕上げ

 皮剥ぎした製品は、仕上げに染色加工を施します。
染色仕上げ画像

(15)艶出し仕上げ

 染色された花籠を十分乾燥した後に布を使い磨きます。
艶出し仕上げ画像

(16)漆塗り仕上げ

 生漆による「漆塗り仕上げ」を行います。
 朱合漆または生漆による「錆付け仕上げ」を施すこともあります。
漆塗り仕上げ画像


©別府市役所  〒874-8511 大分県別府市上野口町1番15号  電話(代表):0977-21-1111