

みなさんお元気ですか?今回は精神科の先生に「うつ病」についてお話をきいてみました。
仕事や家庭、人間関係において社会がますます複雑化している現代では、誰もが多くのストレスを抱えています。落ち込んだり、傷ついたり、不安になったり、悲しんだり、むなしい気分になるのは誰にでもあることです。
たいていの場合、時間の経過とともに「また元気に頑張ろう」と思えるようになり、毎日の生活が続いていきます。
ところが、時にいつまでも気分が沈んだままで回復できず、さまざまな身体の不調までもたらし、日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。このような、こころが疲れきってしまった状態がうつ病で、10-15人に1人が生涯で1度はうつ病にかかると言われています。
うつ病というのは決して特別な病気ではありません。こころも身体と同じように病気になってしまうのです。ただ、身体の病気とは異なり、うつ病は判断する物差しがなく、「怠けているだけなのでは」「気持ちが弱いのでは」などと誤った認識でとらえられがちです。うつ病の治療には、周囲の人たちの理解やサポートが何よりも大切なのです。
簡単なテストを紹介します。テストの結果、「可能性が高い」からといって即うつ病とは言い切れませんが、対処するうえでの目安になります。日頃から自分自身のこころとからだについてチェックするようにしてください。
どちらか、または両方ともあてはまる場合、3以降に続けて答えてください。
どちらも当てはまらない場合、うつ病の可能性は低いです。
少なくとも1.2のどちらか一方でもあてはまり、さらに1-9で5つ以上があてはまる場合、うつ病の可能性が高いと考えます。
(出典「M.I.N.I 精神疾患簡易構造化面接法」大坪天平他訳、2000)
生活や環境の大きな変化というストレスが、うつ病の引き金となってしまいます。悲しい出来事だけではなく、周囲からみると喜ばしい出来事が引き金になるケースもあります。
(参考資料 メンタルヘルスBOOK こころが疲れていませんか ~うつ病を知ろう~)